にじさんじ5周年記念イベント&ココス×にじさんじ ANYCOLORへの株式投資について考えてみる!

先日、娘の付き添いで「にじさんじ5周年記念広告」を見に渋谷まで出かけてきました。

渋谷駅構内の広告の前にはたくさんの若い女性達で賑わっていました。

asian.tea
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おじさんにはなかなか馴染みのない世界だけど、新しいビジネス領域に触れることが出来た貴重な経験でした。こういうのも悪くないね。

渋谷駅のあとは、アニメイト池袋本店で、にじさんじ5周年記念の特設コーナーへ行ってきましたが、これもまたすごい人出でした。

せっかくのご縁なので、今回はこの「にじさんじ」の運営元である「ANYCOLOR」について見ていきたいと思います。

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ANYCOLOR(5032 東証GRT)とは

ANYCOLORは「魔法のような、新体験を。」というコーポレート・ミッションのもと、新しいエンターテイメントを提供する会社として、VTuberグループ「にじさんじ」の運営を主軸としたエンターテイメント領域での事業展開を行っている会社です。

このVTuberビジネスは、主にYouTubeにおけるライブ配信動画、VTuberのオリジナルグッズや音声を録音したデジタル商品の販売、所属VTuberが出演する音楽をはじめとしたイベント、企業からのタイアップ広告、メディア出演等の案件の4領域で構成されており、VTuberグループ「にじさんじ」は日本国内を中心に現在112名、「NIJISANJI EN」は英語圏を中心に26名で活動しています。

さらに、今後も新たなキャラクターやグループのデビューも予定されているそうです。

株主優待はある?

IRには株主優待は実施していないとの記載があります。

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株主優待限定グッズとかやったらメッチャ株価あがりそうだけどなぁ

あと、芸能事務所「アミューズ」みたいに株主総会ライブとか。。

ANYCOLORの業績

売上高は順調に伸びており、何と言っても、英語圏での売り上げが伸びてきていることに注目です。

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これは、もしかしたら伸びしろがかなり大きいのではないでしょうか?

ANYCOLORの株価 5032(東証GRT)

by 株価チャート「ストチャ」

一時は、フジテレビや日テレなどの時価総額を抜いたとニュースにまでなったANYCOLORですが、現在は高値からおよそ1/3くらいとなっています。

これは、上場後の期待が大きすぎたのと、新規上場後の大口の売りを制限するロックアップが12月に解除されたことで、発行済み株数の10%以上の株が市場に放出されたことも大きかったようです。

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ということは、そろそろ買い場なのかな?

ANYCOLORの株価指標

PER (予想)  24.6 倍
PBR     13.94 倍
配当利回り  0.00 %

EPS(予想)(単)176.77
BPS(実績)(単)312.50

ROA(実)   35.85%
ROE(実)   56.79%
自己資本比率 67.5%

こうしてみると、PBRはまだちょっと高いけど、その他の指標では、そろそろお買い得な気がしてきちゃいますね。


にじさんじ×ココス 実施中です!

そして現在、ファミレスチェーン「ココス」でにじさんじとのコラボキャンペーンが行われています。

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僕も、娘の付き合いで先月と今月の2回、ココスで散財してきました。。。

これは、ココスでコラボメニューを注文すると、キャンペーン限定のクリアファイルがもらえるというもの。

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キャンペーンは4回に分かれていて、各回に4~5種類のクリアファイルがランダムにもらえるので、推しグッズを入手したり、全グッズコンプリートのために、たくさん注文してしまうという上手い仕掛けです。

にじさんじ×ココス第3弾 大宮赤芝店で 

第3弾の初日の2月15日の前夜。

娘

明日の夜、大宮のココスに連れていけ

何のことやらと思ったら、キャンペーン第3弾で娘の推しの「剣持刀也」が登場とのこと。
(この時点で僕はこのキャンペーンを知ったのでした…)
ココスのいくつかのお店限定で等身大パネルが設置されるらしく、大宮赤芝店のパネルは、その剣持刀也なんだそうです。

まぁ、ちょっと家から遠いのですが、水曜日なので仕事を定時で切り上げて向かったのでした。

剣持刀也
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着いた時点で、平日の夜なのに11組待ち。。

1時間ほど待ち、僕らが席に着いた後もしばらく15組以上の待ちが続いてました。

そして、コラボメニュー、そこそこ値が張ります。

なんと、子どもと二人で5,000円の夕食となりました。。。

が、クリアファイル4種類全て揃って娘は大満足。

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まぁ、娘の笑顔代ということで良しとします…

にじさんじ×ココス第4弾 鴻巣店

第4弾が始まる3月1日の前夜。。

娘

明日は鴻巣店だぞ。

娘よ。そういう時は笑顔でお願いしなよ。。。
鴻巣店には、娘の二番目の推し「甲斐田晴」の等身大パネルがあるのだとか。

大宮よりは家に近いので、今回も行ってあげることに。

店内はほぼ満席でしたが、待たなくても入ることが出来ました。
大宮とはもともと地域のポテンシャルが違うからかもしれませんね。

甲斐田晴

5種類のコラボメニューの注文で、何とか4種類全てのクリアファイルをゲット出来ました。

ANYCOLORへの投資判断

それでは、実際にANYCOLORの事業を見てきたことも含めて、投資に関して個人的な感想を述べてみたいと思います。

僕の場合は、短期ではなく長期しか考えていないので、現在の指標よりも主に将来性に重きを置いて考えていますので、ご了承ください。

ビジネスの構造について

このVtuberというビジネスは、これまでの芸能事務所やUUUMのようなYouTuber事務所とかなり異なる面があります。

それは、所属タレントが完全に会社の物となっている点です。
芸能人やYouTuberは、事務所を辞めたり、移籍しても、その人本人として活動は続けられます。
(芸名を継続使用出来ないというようなことはありますが)

しかし、Vtuberはキャラそのものを事務所であるANYCOLORが所有しているため、仮にキャラを演じている「中の人」がANYCOLORを離れて活動しようとしたら、同じキャラでは活動できないわけです。
当然、似たようなキャラを作っても訴訟で負けるでしょうし、それなりの収益を得ている以上、ANYCOLORを離れるメリットは、まず無いということになるでしょう。

そういった点で、UUUMのように、「タレントを育てて、稼げるようになったら出て行ってしまう」という構造的に抱えている問題が存在しないわけです。

そして、キャラは歳をとりません。
いつまでも、若者たちのアイドルで居続けることが出来ることでしょう。

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これは、収益が安定して伸びていく構造なんじゃないかな。

物販について

この物販についても、かなりの強みがあると感じます。
例えば、キャラクターのぬいぐるみ。
大きさは15センチほどで、クレーンゲームで一番よく見かけるサイズ。
これが、ひとつ3,000円です。

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それでも飛ぶように売れて、人気キャラのぬいぐるみはなかなか手に入らないそうです。
池袋のアニメイトで2つ買わされました。。。

それから、アニメ界でお馴染みのアクリルスタンド。
こちらはひとつ1,540円。

これらは、キャンペーンとしてココスの店舗限定で販売し、開店前の整理券配布時で完売という人気でした。
そうしてファンの中での希少性と「メチャメチャ欲しかった」という気持ちを醸成したうえで、受注生産として改めてオンライン販売を発表したのでした。

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ストーリー立てがお見事!
そりゃみんな注文しちゃうよね。

海外展開について

YouTubeのライブ配信がメインの活動ということで、国内キャラをそのまま海外展開することは困難なため、アニメのように海外展開をすることは難しいビジネスなのかと思っていたのですが、なんとすでに英語のキャラクターを26人も展開しているのです。

世界の英語人口は15億人だと言われています。
視聴者がYouTubeにアクセス出来さえすれば、どこで活動していても15億人を相手に勝負していけるわけです。
海外でも人気の日本のアニメの技術とキャラクター醸成の巧みさを活かして伸びていってほしいものです。

NIJISANJI EN
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このビジネスポテンシャルはかなり大きいですね。

asian.teaの結論

ANYCOLORはROE(自己資本利益率)やROA(総資産利益率)からも、かなり効率的に利益を上げていることが見て取れます。

例えば、時価総額で比較されたフジテレビの今期の営業利益は121億円です。
それに対し、時価総額が現在フジテレビの半分ほどのANYCOLORの今期予想は77億円となっています。
それに、2Qまでで営業利益は43億円ほどなので、これは控えめな予想と思われ、決算発表時にはそれを超えてくるものと僕は思ってます。

ANYCOLORのビジネスには巨大な社屋もスタジオも工場も必要ありません。
キャラクターたちは自宅で撮影できますし、グッズは外注出来るのです。

そして、キャラが人気を得てからは、キャラを使った展示やコラボだけで、物凄い動員と販売がかなっているのです。
ここには、中の人はほぼ労働は無いわけです。
(店内でキャラの声で放送が流されてましたが、これは一度録音するだけです)

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乱発しすぎると希少性が失われるのですが、そこをどうコントロールするかが、ANYCOLORの腕の見せ所ですね。

今後も収益の伸びが期待できるとともに、上手くいけば国際的に収益をあげられるインターナショナル企業となる可能性もあります。

そして、大口の売り出しの影響もあり、12月以降下がり続けた株価も4,170円で底を打ちそうな気配。

ということで、あくまで個人的な見解ではありますが

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投資はアリかもしれません。

ただし、僕の投資スタイルは、安定した黒字企業で、配当又は優待が手厚いことを条件としているため、そこで引っかかっちゃう点があるわけです。

この原則を外して感情で業績不安定な会社の株を購入してしまったものも過去にいくつかあるのですが、それらは今とっても塩っぱく漬かってます(涙)

そういうわけで、ANYCOLORは配当・優待は今のところないものの、安定した黒字は期待できると思いますので、余裕資金があれば投資しても良いかなと思うのです。

で・す・が、、、
個人的な事情ですが、4月には分割後のオリエンタルランドにジュニアNISAで100株×2=100万円弱(?)を出す予定なので、ちょっと余裕がないかなぁ~って感じです。。。

以上、人気Vtuberにじさんじを運営のANYCOLORについて考察してみました。

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