中国新疆ウイグル自治区、ウルムチからバスで東方へ4時間ほど。
中国でも珍しい砂漠に隣接した町があります。
鄯善「善+(おおざと) 善」と書き、シャンシャンと読みます。
ちなみにウイグル語では「ピチャン」
こっちの方がかわいくていいかもです♪
実はここへ行った時、クチャからウルムチへの15時間ほどの夜行バスを経て、そのままターミナルからトルファンを抜け遥かピチャンまでやってきたんです。
いやー、きつかった・・・
やっとこ着いたピチャンのターミナル
まあ、カシュガル‐クチャ(なんと25時間かかりました!!)、クチャ‐ウルムチと乗り継いで来たので、この4時間はちょっとしたおまけみたいなもんです。
でも、途中ちょっとしたアクシデント!(?)があったんです。
なんと走行中にバキバキという音がしたと思ったら、その直後屋根の一部がはがれて後方へピューンと飛んで行ったんです。
私のちょっと前の上の天井からは青空が見えてます。
「サンルーフだね~(笑)」
なんて思ったけど、伝える人がいなくて残念(-_-メ)
ちなみにその後、運転手が下りて行ってずるずると屋根を引きずってきてバスの中の通路に置いてました…
さて、話は戻り、ピチャンですが、当時の05-06 地球の歩き方によると外国人が泊まれる宿は供鎖賓館というところ一軒のみ。
(中国の田舎では外国人宿泊可の宿は限られています)
早速、タクシーで訪れてみたのですが、なんと閉鎖中!!
途方に暮れた私をタクシーの運ちゃんが「他にもあるから」って言って連れて行ってくれたのがこちら
「天馬賓館」結構立派です。
泊まれるかな~とちょっとドキドキしながらレセプションに尋ねると「OK」とのこと。やった~♪
ちなみになぜか受付の小姐が部屋まで来てくれてベットに腰掛けながらチェックイン手続きしました。。。
さて、さっそく砂漠を見に行ってみます!
途中の大通りで姿が見えてきました。
看板にはこんな文字
そう、砂漠と町が世界で最も近くにあるんだそうです。
地球の…には中国で一番って書いてあるんで、ホントに世界で一番かどうかはわかりませんが(笑)
こちらが入口のゲート。
結構観光チックなとこが中国っぽい
さあ、近づいて来ました。
おお~
観光チックな入口に似合わず本物です!
どこまでもどこまでも砂丘が続いて地平線まで砂漠です。
ここは世界第二の広さを誇る(?)タクラマカン砂漠の東側に隣接したクムタークという砂漠なのですが、あの有名な「楼蘭の美女」を輩出した、その楼蘭があった砂漠なのだそうです。
紀元前のかなり古い時代から存在していた楼蘭王国は紀元前77年に漢の影響圏に入り「鄯善国」となりました。私が訪れた鄯善县は砂漠の北側の端になるところで、推定されている楼蘭の都からは大分離れていますが、なんだか古代ロマンを感じさせる素敵な名前です。
実際訪れてみると、高いビルなどは無いものの、そこそこの地方都市として開発されている街ですが、4車線の広い道路の先にはデン!っとかなりの巨大な砂丘が見えます。
入場料払って入りましたが、いったいどこまでが砂漠公園だったのでしょう???
紀元前のかなり古い時代から存在していた楼蘭王国は紀元前77年に漢の影響圏に入り「鄯善国」となりました。私が訪れた鄯善县は砂漠の北側の端になるところで、推定されている楼蘭の都からは大分離れていますが、なんだか古代ロマンを感じさせる素敵な名前です。
実際訪れてみると、高いビルなどは無いものの、そこそこの地方都市として開発されている街ですが、4車線の広い道路の先にはデン!っとかなりの巨大な砂丘が見えます。
入場料払って入りましたが、いったいどこまでが砂漠公園だったのでしょう???
でも、入口近くにはこんなものも…
中国ですね~
こんな人工池まであったりします。
いや~、中国ですね~(笑)
この仏教とイスラムの勢力争いの地で何故かこんなものが。。。
ザビエル??
翌朝、ホテルの朝食は何故かオープンエア(?)
ビュッフェで、こんなものを取りました。
どうも道行く人が買って行ってるようなので、宿泊客用朝食兼朝食屋台ってことのようです。
さすが!
ちなみに帰りにバスターミナルにはこんな宿があったことに気付きました。
たぶん、ここも外国人泊まれたんじゃないかな~
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