シェムリアップ到着翌日は、朝からKLOOKで予約した「アンコール・ワット サンセットツアー」に参加しました!
サンセットツアーと言っても、朝出発ですから、これはたっぷりとアンコール遺跡群の観光が出来ちゃいそうですね!
KLOOK アンコール・ワット サンセットツアー
KLOOKは、最近メチャメチャ勢いのある旅行予約サイトです。
航空券を扱うサイトでは無く、現地ツアー、バスや電車などの予約が簡単に出来、しかも格安なのが特徴。
サイト内では、検索から予約まで全て日本語で完結します。
ただし、日本人専用の旅行会社ではないため、現地ツアーのガイドはほとんどが英語ですので、その点だけは注意ですね。
ツアー内容
予約時にバウチャーに記載された内容は以下のとおりです。
【アンコール ワット サンセット ツアー】
時 間 : 09:00~19:00
所要時間: 10時間0分
訪問場所: アンコール・ワット
タ・プローム(トゥームレイダーの神殿)
アンコール・トムの南門
バケンヒルの夕日
え?4か所だけ??
って思っちゃいますが、途中昼食でレストランに行くのと、その他の近くの見どころもいくつか寄ってくれたのでした。
ツアー代金
ツアー代金は1人 2,471円
2,471円×2人=4,942円 でした。
これは、為替レートなどでも変わるかと思います。
ちなみに、執筆時点の料金は1人2,256円でした。
アンコール・ワット サンセットツアーへ出発!
朝9時、ホテル前で迎えを待ちます。
迎えは9:00~9:30という表記になっていて、特に何時にと言うのは無かったのでエントランスですぐにわかるようにして待機してました。
9:10くらいに迎えのバスがやって来て、無事ツアーに参加です。
その後、近くのホテルにも停まって2組のお客さんを乗せて、本日は3組でのツアーとなりました。
イギリス女性2人組、フィリピン人ファミリー5人と僕ら2人の合計9人のツアーです。
まず最初に向かったのは、チケットセンター。
アンコール・ワット遺跡群観光には共通のチケットが必要となり、金額はそこそこします。
【アンコールパス】
1日券$37【購入日のみ利用可能】
3日券$62【10日間のうち3日間使用可能】
7日券$72【1か月のうち7日間使用可能】
ツアー参加者全員がこの日がアンコール・ワット観光初日ということで、全員チケットを購入。
僕らはシェムリアップに4泊するので、3日券の購入です。
とくに、割引等は無いのですが、ガイドさんが一緒について来てくれるので、写真撮影からチケットの受け取りまでスムーズに完了しました。
アンコール・ワット
10時ちょっと前に、アンコール・ワットに到着です。
アンコールワットの正面の橋の前はすごくきれいに整備されていました。
僕が昔ここに来た時は、お土産を売る小屋がたくさんあって、バイクタクシーがたくさんたむろしていたのですが、だいぶ様子が変わりましたね。
ガイドさんの話によると、かつてここにあった集落は数キロ先に集団移転させられてしまったとのことです。
そして、現在は正面の橋は修復工事中。
このようなポリタンクを繋げ水に浮かべた臨時の橋を渡ってアンコールワットに入ります。
サンセットツアーですが、朝からツアーのハイライトですww
ガイドさんは、写真がキレイに撮れるスポットにあちこち連れて行ってくれます。
結構、ゆっくりと写真撮影をする時間があって、日本の団体ツアーにありがちな駆け足観光とは正反対な、ゆったりとした観光です。
その後は回廊の中に入ります。
有名な回廊のレリーフについても、説明をしてくれますが、英語なのでザックリと理解ですww
最後は第3回廊に登ることが出来ました。
以前は、このような石の階段を昇り降りして、メチャメチャ怖かったのですが、今は封鎖されていて、安全対策がされた木の階段を使うようになってました。
その後、小規模ツアーならではの行動。
アンコールワットの裏側を散策です。
こちらは、人がほとんどいなくて良い写真が撮れました。
そして、裏側の出入り口から退出。
僕らもこのような感じで記念撮影が出来ました。
これはいい記念になりました!
昼食レストラン TAKEO KHMER FOOD
アンコールワットをゆっくり観光して、時刻は午後1時になりました。
車で少し移動してお昼ご飯です。
タケオ クメール フードというお店のようです。
やっぱりツアー客用レストランって感じですね。
値段もそこそこします。
米ドル表記なので、一人前が700円~900円くらい。
シェムリアップの街なかの食堂と比べると2~3倍くらいの価格設定です。
まぁ、世界遺産の観光地の中のレストランですからね。
仕方ないと思います。
このような食事をいただきました。
お値段も張る分、質は伴っていました。
とても美味しかったので文句は無しです。
タ・プローム
お昼ご飯のあとは、タ・プロームです。
ここは、映画「トゥームレイダー」に登場した神殿として有名です。
もちろん、僕はトゥームレイダーを観てますが、最近の若い子は知らない人も多いんじゃないかなぁ。
時の流れは速いものですね。。。
ガジュマルの木が遺跡を覆っています。
そのせいで遺跡のあちこちが破壊されてしまっているのですが、それが進み過ぎて、もはや遺跡が崩壊するのを防いで支えているという見方も出来るんだそうです。
そういうわけで、この木を除去して修復するべきかどうかが真剣に議論されているんだそうです。
でも、観光客的には、これがタ・プロームの人気のポイントですからね。
もし除去されてしまったら、ちょっと残念な気がしちゃいますね。
こういった見どころで、ガイドさんがいろいろな工夫をして写真を撮ってくれました。
例えば、パノラマ機能を使って、僕が一枚の写真に3人写ってるのとか
さすが、プロフェッショナルなサービスですね!
タ・ケオ
続いては、行程表には無かった「タ・ケオ」という遺跡です。
密林の中にひっそりと佇む、少し小さめな遺跡で、観光客が少ない穴場的な遺跡です。
入り口は小さいのですが、
奥には大きな急な階段があります。
昇り降りは結構怖いです。
巨大な石のジェンガみたいになってますが、よくこんなのが何百年も崩れないでいるものだと本当に不思議に感じます。
ここに限らず、各遺跡の前にはたいていこんな感じの小さなお土産屋さんがあります。
このツアーでは、こういったお店とは全然関係を持っていないらしく、全く買い物を勧めては来ないですし、仮に何か買いたくてもあまり時間はないので、買い物は後日自分で遺跡を回った時にする方が良いと思います。
アンコール・トム(バイヨン)
時刻は午後4時半。
アンコール・トムの中心「バイヨン」にやってきました。
アンコール・トムは約3キロメートル四方の城塞都市で、幅100メートルの堀と8メートルの高さの城壁で囲まれています。
そして、その中心にあるのがこのバイヨンです。
この顔をかたどった塔がすごく有名ですよね。
塔は49もあるそうで、それぞれ4方向に顔があるので、200近い巨大フェイスが並んでいるのです。
遠くから見ると、まさに圧巻の眺めですね。
実はアンコール・ワット以上に印象に残る遺跡でした。
アンコール・トム(南大門)
バイヨンのあるアンコール・トムにはもう一つマストスポットがあります。
それがこちらの南大門。
(橋の向こう側にあるのが南大門です)
実は門そのもの以上に、このお堀にかかる橋の両脇の像が見どころなんです。
アンコールワットの回廊のレリーフにもなっている「乳海攪拌」の蛇神ナーガを引く神の像たちです。
ちなみに、ここはアンコール・トムを観光する際に車で通る主要な出入口となる門なのですが、昔のままの門なので、車が1台ギリギリ通れるサイズのため、時間帯によってはメチャメチャ渋滞してしまいます。
プノン・バケンで夕日鑑賞
ツアーの最後は「プノン・バケン」で夕日鑑賞です。
プノン・バケン山はプノン・クロム山、プノン・ボック山とともに、アンコール三聖山のひとつ。
標高は65mと高くはないのですが、その上に立つ寺院から眺める夕日が美しいと人気のスポットです。
寺院の上からはアンコール・ワットも見えます。
ちょうどこの画角は、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」に出てたシーンと一緒ですね。
「地雷を踏んだらサヨウナラ」の主人公「一ノ瀬泰造」のお墓(と言われる場所)にも後日行ってきたので、後で詳細を載せたいと思います。
プノン・バケンから見る夕日はアンコール・ワットの方向では無く、西メボンの湖の方向に沈んでいきます。
天気が良かったので、キレイな夕日を眺めることが出来ました。
夕日が落ちたら、みんな一斉に山を下ります。
写真では明るく見えますが、だんだん薄暗くなってきて、山道を歩くのが少し危ない感じになって来ます。なので、ここでゆっくりするのは避けた方が良いでしょう。
プノン・バケンでバラけてしまった、我々一行ですが、降りる途中でみんな合流出来て、無事車に戻ることが出来ました。
そして、午後7時、ホテルに戻って来ました。
ガイドさんには、一日暑い中とても親切にしてもらったので、数百円程度ですが、チップを渡してツアー終了となりました。
ツアーの感想
今回のKLOOKのツアーですが、本当に満足のいくものでした。
KLOOKには、沢山の現地ツアーの業者が掲載しているので、すべてがそうとは限りませんが、僕らの参加したツアーは、とにかく時間に余裕があり、見たいところをじっくり見られて、ガイドさんの話を聞きたければ聞く、自分たちで見たければ少し離れてても大丈夫。
と言った感じに、とってもユルイ感じですごく心地よかったです。
そのかわり、分刻みで行動する日本のパッケージツアーなどと比べたら、行くことが出来る遺跡の数はかなり少なくなると思います。
なので、「とにかく短時間でたくさんの遺跡に行っておきたい」って人には向かないと思います。
また、暑いなかの観光だったのですが、車に戻ると必ず毎回冷たいペットボトルの水を配ってくれたのもとても好印象でした。
1日ゆっくりとアンコール遺跡群を観光して、この値段は相当にコスパの良いツアーだと思ったasian.teaでした。
本当におススメです!
KLOOK アンコールワット現地ツアーそして、ホテルに戻ったら、夜のプールでリラックス!
最高の一日でした!!
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