シェムリアップで戦場カメラマン 一ノ瀬泰造さんのお墓へ行く

一昨日のKLOOKのツアーと昨日のバイク旅でシェムリアップのメインどころのスポットは粗方訪れることができました。
そして、明日はバンコクへ戻る日。
この日の早朝、「アンコールワットの日の出」も鑑賞出来て、あとはノープランのフリーな一日が残されているという状態。

さて、そんな日は何をしましょうか・・・

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シェムリアップでの最後の一日の過ごし方

ちなみに、僕の旅行は何も決めずに行き当たりばったりで行くというスタイルではなく、
そこそこの情報は集めておくものの、現地では天気だったり、その他いろいろな状況を判断して臨機応変に行こうってスタイルなんです。

asian.tea
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まぁ、上手くいくこともあるし、ちょっとグダグダってしちゃうこともあります…

今回の思いつきプラン

ということで、今回思いついたプランは、アンコールワット近郊の遺跡をバイクでめぐりつつ、ローカルフードを食べたりしようというもの。

そして、もうひとつ。
出来たら行ってみたいと思っていたのが、著名な戦場カメラマン、一ノ瀬泰造さんのお墓だと言われているところ。

といっても、そこは一ノ瀬さんの親族に正式なお墓と認められているわけではなくて、お墓と言っていいのか少し議論があるらしく、GoogleMapでは「一之瀬泰造メモリアル」という表示になっています。

それでは、シェムリアップ観光へ行ってみましょう~

レンタルバイクでシェムリアップをツーリング開始!

今日も快晴!
愛車は本日もホンダのZOOMER
昨夜、バイク屋に行って一日延長ね!って言って10ドル渡してきたのでした。

前日の田舎ツーリング中のZOOMER

晴れた日のツーリングはやっぱり気持ちいいです!

今日は、アンコールワットの東側にある遺跡を中心に周ることにします。

バンテアイ・クデイ、プレループ、東メボンという遺跡がおおきめなところかな。

どの写真がどこの遺跡だかは、もはやわかりませんww

こんだけ観光客が来るシェムリアップですが、やっぱりこのジャングル。
この雰囲気はずっと残っていてもらいたいもんです。

ええケツしてまんな!

あちこち遺跡を見た後は、その少し先まですすんで、一ノ瀬泰造メモリアルへ行ってみます。

一ノ瀬泰造メモリアルへ

一ノ瀬泰造さんについては、あらためて僕が書かなくても多くの方がご存知かと思いますが、1970年代のカンボジア内戦の時にこの地で活躍していた戦場カメラマンです。

当時、カンボジアの武装組織ポル・ポト派いわゆる「クメール・ルージュ」の支配下にあったアンコールワットの取材を試みて、拘束され殺害されてしまいました。

僕が一ノ瀬さんのことを知ったのは浅野忠信さん主演の映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」でした。

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カンボジアに行くのなら絶対に観ておくべきと思い、今回初めてシェムリアップを訪れる息子にも事前に映画を観ておいてもらったのでした。

また、クメールルージュがいかに救いようのないトンデモ組織だったのかということは、以下のドントテルミー荒井さんのyoutubeがとても勉強になりましたので、リンクしておきます。

asian.tea
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ドントテルミー荒井さん、解説ありがとうございました。

一ノ瀬泰造メモリアルがあるのはこのような場所です。
周りには目印になるようなものは無くて、GoogleMapだけが頼りです。

この辺りまで来ると、もう観光地感は一切なく大自然そのもの。

結構大きな湿地の近くにその場所はありました。

釣りをしている家族連れや水牛たちと静かな交流を図りつつ、バイクで未舗装の何もない道をずっと進んで行くと・・・

到着です!

ずっと前に行った人のブログを拝見すると、以前は小さな看板があったそうですが、今は道端にはそのようなものは見当たらず。

ただの木の棒が立っているだけでした。

ただ、奥につながるこんなものが見えて、目的の場所だと気づいたのでした。

asian.tea
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かなり難易度高めです。

そして、このかなりヤバ気な木の橋で湿地を越えていくのです。

湿地部分を越えると中は全然歩きやすく整っていました。
そして、奥に小さな建屋があったので行ってみます。

建屋の中には、メッセージと一ノ瀬泰造の記事が貼られていました。

「ようこそ」と書いてあるということは、勝手に入ってきたことをとがめられることは無さそうです。

そして、この場所は一ノ瀬泰造がクメールルージュに捕らわれ処刑された場所だと言われているそうです。

奥には、お墓のようなものがありましたので、手を合わせてきました。

少しすると、ちょっと足の不自由な地元の方がやって来て何やら言ってます。
もちろん、何を言ってるのかさっぱりわかりませんが、おそらくこの寄付箱のことを言ってるんだと思います。

せっかく訪問したので、一応少額ながら寄付箱にお金を入れるとおじさんはとっても嬉しそうにしていました。
まぁ、ここを管理しているんでしょうからね。

お墓を近くで撮るのは遠慮しましたが、オジサンは撮っちゃいました。
ほら、笑顔でしょ

ということで、映画で観たあの一ノ瀬泰造さんの施設を訪れることが出来、大変充実のバイク旅となりました。

次回は、近くのプレアダック村へ名物の豚の丸焼きを食べに行きます!


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