年末に行った北京旅行の最大の目的は「万里の長城」でした。
この時期、マイナス15℃くらいになる日もあるとの情報があって、かなり覚悟して行ったのでした。。。
長城と言えば最も有名なのは「八達嶺長城」ですよね。
北京市内からも近くて、電車で1時間ほどで行くことが出来ます。
しかし、有名どころですから当然、大勢の観光客であふれていると思われるので、写真撮影が好きな私は別のとこへ行きたいな~と考えていたところ、なんと宿泊の宿でマイナー系長城へのハイキングツアーを催行していたのでした。
場所は金山嶺長城、市内から車で3時間程かかり、観光地としても整備もそれ程進んでいないため、人はかなり少なめとの事前情報…
深夜のチェックインにも関わらず、迷わず到着翌日のツアーに申し込みました♪
ツアー行程はこんな感じ
金山嶺から司馬台という地区まで長城の上を4時間半歩きます!
寒風吹き荒む中のハイキングはかなりきついかと思いましたが、厚いダウンを来てチャレンジです。
朝7時に宿を出発し、3時間程のドライブ。
参加者は私の他には、アメリカ人のカップルのみということで3人のみの小規模ツアー。
途中現地ガイドと思われる人を乗せて、10時半にいよいよスタートしました。
ゲートをくぐるとなぜか我々一行が急に人数が増えます。
少し一緒に歩いてからようやく説明されたのは、結局この人たちは非公認ガイド兼売り子さん達だったのでした。
でもとっても一生懸命案内してくれて、1時間以上一緒に歩いていたので、ついそこそこお土産を購入してしまいました…
この金山嶺の素晴らしいところは、まず何と言っても「人がいない」ところです。
ご覧のような写真が取り放題です(笑)
長城はどこまでも延々と続いています。。。
八達嶺では人の居ない写真を撮るのは困難だと現地ガイドが言ってました。
それに、修復されているのは一部のみで、ほとんどが明代の長城のままのようです。
そのため、こんな感じのいかにも「遺跡」って感じのところもたくさんあります。
3時間程歩き、司馬台地区に入ると、こちらはほとんどの部分が修復されており、歩きやすい感じです。
でも、こんなきれいな場所だけだとちょっと情緒が無いですよね。
だから、こんなにたくさん歩いて2つの地区に行く価値があったんですね(^.^)
さて、このツアーに関してですが
値段は送迎、入場料全て込みで260元。
日本人専門のところと比較するととても安いんじゃないかと思います。
(金山嶺に行くツアーはあまりないと思いますが…)
ちょっとした問題点としては、ガイドが英語をほとんどしゃべれないってこと(笑)
つまり、おとなしく道案内だけしてくれるってわけです。
途中、私が片言の中国語が話せるとわかってからは、造られた年代や形状、レンガにある彫刻の文字などいっぱい教えてくれました。
英語オンリーの場合だとやはりお土産売りの人に説明してもらうしかないので、少しお土産代がかかっちゃいます。。。
そして、さいごのお楽しみ♪
こんなものがあります!
凍った湖の上をロープでガーっと下りていきます!
これは別料金で30元。
もちろん希望者のみのアトラクションです。
いや~、マジで背筋が凍った。。。
夏なら落ちても生きて帰れるけどさ~
ツアーを催行している宿はこちら
http://www.backpackingchina.com/
胡同と言われる古い町並の中にあり、とても趣があります。
この界隈のことについては、また後ほどお伝えしたいと思います。
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