海外旅行に行くには、旅行保険は欠かせないものです。
そこで、今回は海外旅行保険を無料に抑えるための工夫について考えてみたいと思います。
海外旅行保険はクレジットカード付帯と掛け捨てのどっちがいい?
1週間程度の一般的な海外旅行をするなら、クレジットカード付帯の旅行保険で十分かと思います。
よく言われている「クレジットカード付帯の保険では、疾病治療費用の補償が低いため、万一コロナや盲腸炎で入院したりしたら大変な出費になってしまいますよ」という、旅行保険会社の売り文句ですが、実はこの疾病治療費用の補償は、複数のクレジットカードの重複適用が可能なため、何枚かのクレジットカードを合わせれば、600万でも800万でも疾病治療はカバー出来てしまいますので、心配は不要なのです。
(ちなみに死亡保険金などは重複適用はされません)
ということで、今回はクレジットカード付帯の旅行保険について説明していきますね。
クレジットカード付帯保険には「自動付帯」と「利用付帯」がある
旅行傷害保険の適用条件には、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類が存在します。
自動付帯と利用付帯の違い
自動付帯の場合はクレジットカードを保有しているだけで自動的に保険が適用されますが、利用付帯の場合は「航空機・電車・バス・タクシー・船舶などの公共交通乗用具の料金や宿泊を伴う募集型企画旅行の旅行代金を対象のカードで支払う」といった条件を達成した場合のみ保険が適用されるのです。
ここのポイントとしては、ホテル代を支払っただけでは適用にならないということです。
agodaやbooking.comで海外のホテル代をクレジット決済したとしても、旅行保険の利用付帯の条件には当たらないので注意が必要です。
家族旅行に欠かせない「家族特約」
クレジットカードの種類によっては旅行傷害保険に家族特約が付いています。
家族特約は、クレジットカードの本会員の家族にも補償が適用されるというもので、家族カードの発行なしで、本会員のクレジットカードのみで、一緒に旅行する家族にも保険が適用されるというものです。
特に、クレジットカードを所有していない「こども」と一緒に旅行する機会が多い方にとってはとっても重要な項目ですね。
利用付帯の旅行傷害保険を確実に適用させるためのテク
僕が現在メインカードにしている、「ヒルトンオナーズ・アメリカンエキスプレス・プレミアムカード」は家族特約付きなのですが、利用付帯タイプのものなんです。
今回、ベトナム旅行に行くにあたって、ベトジェットエアの公式サイトで決済する際に、どうしてもこのカードで決済をしておきたかったのですが、アメックスは利用可のはずなのに、どうしても決済できず、泣く泣く他のクレジットカードで決済をしました。
利用付帯という条件をクリアするためには「航空機・電車・バス・タクシー・船舶などの公共交通乗用具の料金」を支払う必要があります。
そこで、次のような方法を考えてみたのでした。
京成スカイライナーをクレジットカードで決済
埼玉県北部の我が家からは、成田空港までは上野または日暮里乗換えの京成線で行くことになります。そこで、京成スカイライナーならばもちろんクレジットカードで決済が可能なので、これで利用付帯条件クリアとなります。
不採用!
理由は、特急料金が高いから
しかしながら、保険を適用させるためだけに、二人で約3,000円分の特急料金を余計に払うのはもったいないのでやめておくことにしました。
(通常の乗車賃のみをクレジットカード決済することは出来ないようです)
エアポートバスをクレジットカードで決済
コロナ前までよく利用していた「アクセス成田」という東京駅~成田空港間のシャトルバス。これは1,000円という破格のお値段のうえに、ウェブ予約はクレジットカードで決済というすばらしい条件を与えてくださる利用付帯組にとってはまさに神ツールなのでした。
が、、、、
2020年、アクセス成田はライバルだった「東京シャトル」と統合し、「エアポートバス東京・成田」として生まれ変わっており、料金も1,300円に値上げ。
しかも、コロナ禍の臨時の措置として、予約制を廃止し全席自由席のニコニコ現金払いのみとなってしまっていたのでした!!
といわけで、クレジットカードが使えないので意味なし!!
ちなみに、T-CAT(東京シティエアターミナル)からのリムジンバスは、クレジットカード利用可ですが、一人2,800円という異次元価格なので検討の余地もありません。。。
みどりの窓口で普通に電車代をクレジットカードで決済
それならば、普通に電車代をクレジットカードで決済すればいいんじゃないか。
ということで、チャレンジしてみました。
僕の最寄り東武東上線の駅では、窓口でクレジットカード決済は出来ません。
そこで、狙ったのは乗り換えをする「池袋駅」
そう、池袋駅の「みどりの窓口」でなら、クレジットカードで乗車券代を支払うことが出来るのです。
購入したのは、①池袋駅~日暮里(JR)170円、②日暮里~成田空港(京成本線)1,050円
京成アクセス線を使うと、少し早いですが料金が余計にかかってしまうので「京成本線」指定がおススメです。
ということで、池袋駅のみどりの窓口でゲットしたチケットがこちら
あまり、こういう買い方をする人はいないらしく、駅員さんも手こずっていらっしゃいましたが、ご対応いただき感謝です。
このチケットだと、自動改札機に通らないため、有人改札でのみ利用可となります。
利用付帯という点だけで考えれば、JR区間だけでもクレジットカード決済できていれば対象に出来るかとは思いますが、いざ何らかのトラブルがあった際に、必ずこの旅行で使用したんだよと言えるよう「空港行き」の乗車賃を支払っておきたいなということで取った手段なのでした。
というわけで、しっかりと利用付帯の条件をクリアして、安心してベトナムに旅立つことが出来たのでした!
次回は、ヒルトン・ガーデンインハノイについて、レポートしてみたいと思います!
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