東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドに、株式分割に続いて更なる追い風が吹いています!!
日本経済新聞社は2023年3月3日、この春の日経平均株価の銘柄入れ替えについて発表しました。
そして、長年僕たち株主の悲願だった日経平均株価構成銘柄(日経225)にオリエンタルランドがついに採用されたのです!!
オリエンタルランド 日経225にデビュー!
オリエンタルランドは、1996年12月11日の上場から27周年でいよいよ225銘柄の日経平均株価を構成する銘柄になります。
いよっ!待ってました!!
先日記事にしたオリエンタルランドの超絶歓喜の株式分割につづいての朗報となりました。
日経平均とは
日経平均とは、東京証券取引所プライム市場に上場する約2,000銘柄の株式のうち、取引が活発で流動性の高い225銘柄を、日本経済新聞社が選定し算出しています。
日経225とも呼ばれ、英語圏の報道機関では「Nikkei 225」と表記されています。
日本の株価指標として東証株価指数 と並んで普及しており、政府の統計などにも使われています。
日経平均に採用されるというのは、ある意味、日本を代表する企業選抜225社に選ばれるってことだと思います。
日経平均構成銘柄になると株価はどうなる?
さて、それではオリエンタルランドの日経平均構成銘柄採用で、今後の株価はどうなるのでしょうか?
まず、入替日前後にそれなりの上昇の動きがある可能性がありそうです。
それには、次のような理由が考えられます。
個人投資家による先回り買い
これは、「日経平均に連動して運用する機関投資家などの買いを予想して、個人投資家や証券会社の自己売買部門などが先回りして買いを入れる」ということがあるからと言われています。
機関投資家による誤差調整のための買い
これは、「日経平均連動型で運用する投資家は、指数の動きとの誤差をなくすため、銘柄入れ替え前日の終値で新規採用銘柄を買うケースが多いから。」と言われています。
ただし、入替前後のお祭り状態を過ぎ、数か月すると一般的な値動きに落ち着いていく傾向があります。
とは言え、その後も継続的に機関投資家の売買は多くなると見込まれ、また年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も日経平均構成銘柄を購入しており、オリエンタルランドが購入されることも大いにあるかと思います。
そして、アベノミクスのウルトラCの技(表現が古いww)「日銀のETF爆買い」というのがあり、これもまだすぐには終わらないんじゃないかなと思ってます。
ということで、短期的にはそこそこのお祭り。
長期的にも結構なプラス要因だと言えるのです。
近年の採用銘柄の採用年度パフォーマンス
参考までに、2017年以降の採用銘柄の当該年度の騰落率がこちら
まちまちですね。。
というわけで、その年の全体的な相場や、当該企業の事情もあるでしょうから、それぞれです。
過度の期待はすべきではありませんが、僕としては、大きなプラス要因ととらえ、今回はたいへん喜んでいるわけです。
発表直後の値動きと今後の展望
3月3日の入替発表後、翌営業日となる週明けの3月6日は、みんなの期待を他所にオリエンタルランドはまさかの下落。。。
(ルネサスと日本航空は上昇したのに…)
これは、分割発表後からドンドンと上がってきた株価には、次の構成銘柄入替に入るんじゃないかという期待も織り込まれていたということで、実際の採用発表後には好材料出尽くしということで、一旦ここで利確という投資家も多かったためと考えられます。
ただし、翌7日には上昇に転じてます。
今後も浮き沈みはあれども、インバウンド復活に、新エリアオープン、パーク入場料の値上げ、そして分割によるNISA買いなどなど、上昇要因はたくさんあるので、安心して長期保有で行きたいと思います。
前回触れた通り、株主優待も手厚くなり、NISAによる最小単位株主にも3年経過後には毎年1日パスチケットが贈られるので、長期保有でいくべき銘柄だと思っています。
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