カンボジアのシェムリアップ空港から、タイエアアジアに乗ってドンムアン空港までやって来ました。
これまでなら、ドンムアン空港から市街にはA1バスに乗って、モーチットでBTSスクンビットラインに乗り換えて街へ向かうというのが定番でしたが、以前の記事でお伝えした通り、2021年末にドンムアン空港も高架鉄道が開通したため、試しに乗ってきましたのでレポートしたいと思います。
ドンムアン空港から電車に乗ってミレニアムヒルトンバンコクへ
ミレニアムヒルトンバンコクはチャオプラヤー川沿いの高級ホテルエリアに位置しています。
ヒルトンの周りにはペニンシュラ、マンダリンオリエンタル、シェラトンなどたくさんのホテルがあり、これまでの最寄り駅であった、サバーンタクシン駅前のサートーン埠頭から各ホテルのシャトルボートでアクセスするのが定番でした。
ヒルトンへのアクセスはアイコンサイアム前の「チャロン・ナコーン駅」
ミレニアムヒルトンバンコクへも、他のホテル同様サートーン埠頭からホテルの専用シャトルボートで行くのが普通でしたが、いよいよヒルトンの前にも新しいBTS「ゴールドライン」がオープンしまして、現在はBTSでアクセスすることが出来るようになりました。
これはミレニアムヒルトンバンコクの2軒隣りにオープンした、超豪華ショッピングモール「アイコンサイアム」のおかげですね。
アイコンサイアム直結のチャロン・ナコーン駅から、ミレニアムヒルトンバンコクへも歩いて数分で行くことが出来ました。
それでは、詳しく見ていきましょう!
ドンムアン空港を出発 ピカピカのダークレッドラインに乗るぞ
ダークレッドラインの市街側の終着駅は、バンコクの新中央駅「バン・スー駅」。
ここから、地下鉄MRTに乗り換える必要があるのですが、東西どちらからも行くことが出来ます。
今回は、図のように市街地を避けるコースの西側へ向かい、ヒルトンに向かいました。
ドンムアン空港~バン・スー~タープラ~バンワ~クルン・トンブリー~チャロン・ナコーン
というルートになります。
おそらく、東周りで、バン・スー~モーチット~サイアム~クルン・トンブリー~チャロン・ナコーンで行っても同じくらいの時間かなと思って、空いている方がいいかなという考えの選択でした。
ちなみに、バン・スーからMRTにしばらく乗り続けて、シーロムでシーロムラインのサラデーンに乗り換える方法もありますが、乗り換えで結構歩くので、荷物が多い場合はおススメできません。
こちらが到着ロビーです。
第二ターミナル側へ歩いて行き、端っこに来るとようやく案内が見えました。
SRTダークレッドラインの駅は国内線ターミナルのターミナル2の先にあり、国際線の人にはあんまりプッシュしていないのか、あまり目立つような表示はありませんでした。
国内線ターミナルの脇を通る通路をずっと歩いて行きます。
「もう限界、ええ加減にせえや~!」
ってなる寸前の、絶妙な距離で駅が現れました
バンコクのBTS用交通カード「ラビットカード」を持っているのですが、ダークレッドラインは国鉄系のため、使えないとのことで、切符を購入。
改札を通り、プラットフォームに上がってきました。
ドンムアン空港にも駅がと思うと感慨深いです。
細かいこと言うと、もともと国鉄がドンムアン空港に直結していて、駅はありました。
しかし、フォアランポーン駅発の長距離路線の途中駅なので、本数が少ないうえに、遅延しまくりで、とても近距離移動に使えたもんじゃないので、旅行者からは「ドンムアンに駅はない」と見なされていたのでしたww
さて、ダークレッドライン「ドンムアン駅」のプラットフォームからの眺めです。
ほぼ空港展望台です。空港直結かつ高さのある駅のためこのような眺めを楽しめます。
したがって、電車の待ち時間はあまり気になりません。
まだ、ピカピカのキレイな電車がやってきました。
ちなみに、時刻は13時45分。
何時にヒルトンへ着けるでしょうか?
車内は窓が大きくて開放感あって気分が良いです。
ドンムアン駅からバン・スー駅へは7駅です。
かなり高さのある高架のため、走っている間ずっと眺めが良いです。
バン・スー駅に到着しました。
時刻は14時5分。ダークレッドラインは約20分の乗車でした。
ここからブルーラインMRTに乗り換えます。
東に向かうとバンワ駅まで乗り換えなしで行けますが、遠回りになってしまうので、西側へ向かい、タープラで乗り換えてバンワ駅に向かいます。
バンワ駅でBTSシーロムラインへ乗り換えます。
時刻は、14時45分。ここまでで空港から1時間かかっちゃってます。
そして、クルン・トンブリー駅です。
ここでゴールドラインにさらに乗り換え。時刻は15時5分。
ゴールドラインはまだ、一部オープンの状態で全部で3駅しかありません。
そして、車両はダークレッドライン以上にピカピカ。
無人の列車で、軌道はゆりかもめみたいな感じですね。
短い車両で、こんな高架をくねくねと曲がっていきます。
そんなとこもゆりかもめっぽいですね。
そして、ようやくチャロン・ナコーン駅へ着きました。
これは高架を降りてきたところ。時刻は15時15分。
アイコンサイアムへの車の出入り口は常に混雑して混乱気味。
渡るときは警備員さんにしたがって注意してわたりましょう。
そして、ようやく「ミレニアムヒルトンバンコク」へ到着しました。
時刻は、15時20分。
すぐに、31階のラウンジに直行してチェックインです!
とりあえず、何とかエグゼクティブラウンジのアフタヌーンティタイムには間に合いました。
ダークレッドラインを使ってミレニアムヒルトンバンコクへ行った感想
遠かった・・・
ドンムアン駅を出てから、1時間半ちょい。
国際線ターミナルからの時間を入れると約2時間の行程でした。
料金は詳しく計算しませんでしたが、800円くらいかかったんじゃないでしょうか。
おそらく、安く早くいくなら、モーチットでBTSに乗り換えるのが正解だったんだと思います。
ただし、サートーン埠頭のシャトルボートは30分毎の出発なので、これも待ち時間はその時次第ですけどね。
参考までに、ミレニアムヒルトンバンコクのシャトルボートスケジュールも載せておきます。
サートーン埠頭発は、毎時10分、40分が基本です。
【結論】
ドンムアン空港は高架鉄道が接続したけど、相変わらず不便だわ~
まぁ、これはチャオプラヤー川沿いのホテルエリアに泊まる場合の話ね。
スクンビット、プロンポンあたりのホテルなら、まぁ渋滞回避の手段としてはありがたいことかと思います。
あと、3人以上であれば、渋滞時間以外はGrabの方がきっと安いしおススメですね。
以上、ドンムアン空港からダークレッドラインを使ってミレニアムヒルトンバンコクへ行ってみたレポートでした
コメント