ハノイの中でも特に地域限定だという、ちょっと変わった名物料理をいただいてきたので紹介するよ。
僕らが訪れたのは「Pho Cuon – Chinh Thang(フォー・クォン-チン・タン)」というお店。
ベトナム旅行の前にYoutubeでいろいろと予習していた時、ベトナムひろみさんが紹介していたのを見て、メチャメチャおいしそうだったので絶対に行きたいと思っていたのでした。
Pho Cuon – Chinh Thang(フォー・クォン-チン・タン)
ロケーション
そんなフォー・クォン-チン・タンはハノイの旧市街の北、タイ湖の脇にくっついているチュックバック湖の島にあります。
旧市街の中心「ドンスアン市場」からの経路はこのとおり
僕らは、以前ご紹介した、プリンの名店「ミンシー」へ行った後に、そこから歩いて向かいました。
チュックバック湖の周りは、ホアンキエム湖周辺と比べて程よい人通りで散歩にもちょうど良い感じですね。
外観
のんびりと散歩を楽しみながら15分程歩くと、お目当てのフォー・クォン-チン・タンに到着しました。
かなりローカルっぽい感じなお店で、慣れないとちょっと入り難そうだけど、お店の前で店員さんが案内してくれるので大丈夫です。
店内
店内は本当に普通のローカル食堂って感じ。
壁には何やら日本語の記事が・・
ベトナムの日本語情報誌「Vietnam SKETCH」さんの記事でした。
この記事によると、フォーの屋台を営業していたチンさん。
暑い夏場にフォーの売れ行きが悪いので、麺に切る前のフォーの生地を使って肉と香草を巻くフォークォンを考え出しました。
さらに、そのフォークォンを作るときに出る生地の切れ端を揚げて餡かけ料理にして出したところ、どちらも大ヒット!
その後、お店を構えるようになり、さらにその近隣に後追いで同じフォークォンを出すレストランが多数出店して、この一帯が地域限定の名物料理「フォークォン」街となったとの事です。
メニュー
そんなローカル食堂ではありますが、日本人も多く訪れるらしく、日本語のメニューがありました。
先ほどのベトナムスケッチ2010年版ではフォークォンは3万ドンでしたが、今は7万ドン。
12年たって物価もだいぶ上がったんだなぁと実感、、
名物料理1 Pho Cuon(フォー・クォン)
それではさっそくですが、お店の名前にもついてる看板料理「フォー・クォン」をいただきます!
見た目は生春巻きにも似ていますが、食感が全く異なります。
フォー生地なので、もっちもちなのです。
具は牛焼肉と葉っぱ類、パクチーの他にもいくつかの葉っぱが入っているようでしたが、あまりクセの強いものはないのでご安心を。
これを、ちょっと甘からいソースをつけていただくのです。
メチャメチャ美味しいけど、フォーの生地をこれだけたくさん使ってるので、かなりお腹いっぱいになります。
もし一人だったら、これ一皿でおしまいってくらいのボリュームでした!
名物料理2 Pho chien ran lan(フォー・チェン・ラン・ラン)
もうひとつのお目当てがこちら
フォー・チェン・ラン・ランという料理です。
メニューには「ふっくらな揚げフォーとパリパリの焼きフォーの両方が楽しめます」と記載されていました。
四角い揚げ餅のようなものが揚げフォーで、中は空洞で、外側はパリッ、内側はモチっとしてます。
そして、細い麺のようなのが、焼きフォーとのことですが、こちらも結構パリッとしてます。焼きとは言え多めの油で半揚げってとこだと思います。
美味しい中華料理屋で出てくる餡かけ焼きそばに近いかな。
これらの変化球フォーが、野菜と肉の具沢山の餡かけとなっていて、これまたメチャメチャ美味!
昔より値段が上がったとはいえ、このクオリティと量でそれぞれ500円程度とは恐れ入りました。
滞在中にもう一回行きたいと思ってたのですが、スケジュールの都合で残念ながら行けなかったので、ぜひまた再訪したいお店です!
以上、ハノイの名物料理レストラン Pho Cuon – Chinh Thang(フォー・クォン チン・タン)のレポートでした!
ベトナムひろみさん、おかげさまで美味しい料理がいただけました。
ありがとうございます!
コメント