夏のホアヒン旅行の記事の途中ですが、
先日中国の深センに行って新しいスマホを入手したので、ちょっとご紹介いたします。
深セン「華強北」 スマホ購入の旅
11月9日の金曜に羽田深夜発、月曜夜に成田帰りというちょっと短い強行スケジュールで行ってまいりました。
目的はヒルトン深セン福田のエグゼクティブへ滞在して、ちょっとリッチな気分に浸るというのと、新しいスマホを手に入れること。
そして、たまたまですが中国の年に一度の超ビックセール。11月11日の「独身の日」に中国に滞在できることに!
そういうわけで、買い物しまくりです~
ヒルトンの話はまた次にすることにして、まずはスマホの話題から。
スマホの入手は当然、深センのアキバとも呼ばれている「華強北」です。
が、近年本家の秋葉原はポップカルチャーの聖地と言うべきか、すでに電気街の姿からは大きく変貌してしまっているため、アニメにあまり興味がない私には「華強北」の魅力の方が遥かに上を行っています。
さて、今回手に入れようと考えていたのは、私がHUAWEIの「8xMax」、連れがOPPOの「K1」です。
8xMaxは、なんと7インチ越えの大画面スマホ。
K1は、最近日本でも発売となったR17Neoの本国版といった感じの機種です。
華強北に着くと、すぐにOPPO正規販売店でチェック。
店員さんに聞いたところ、販売店ではK1は取り扱っていないとの事。今のところネット販売のみだと。
その代わり、近い機種のA7はどうかと勧められました。
でも、A7はスナドラ450で、なのにスナドラ660のK1よりも1万円近く高い。選ぶ理由がありません。
次にHUAWEIのお店へ。
何をチェックしに来たかというと、8xMaxの実際の大きさを確認するため。
7インチというとFire 7と変わらない数値なわけで、本当にスマホとして使える大きさなのか疑問だったために、現物を見てみようということです。
結果、同じ7インチでも縦に長くしたタイプで、お店で見る限り、パッと見は普通のスマホでした。
ですが、やっぱりデカい、そして重い。
でもでもやっぱり強烈に魅力的。
なぜなら、まわりで誰も持っていないレア機だし、なにより文字が見やすいからw
スマホ卸売のビル「遠望数碼商場」へ潜入!
というわけで、つぎはスマホの卸売などをしているビルへ。
卸売のビルとは言え、ここの上の方の階では仲買人のような仕事をしている人たちのブースがあって、個人でも1台から購入することが出来ます。
こんな記事も見かけました。非常に楽しみな場所でドキドキです。
建物内はこんな感じ。
小さいブースがそれぞれ個人営業のお店です。
お店にはこんな感じに価格が提示されています。
写真撮っても特に嫌がられなかったので、載せちゃってもいいのかな。。
実際、中国語のサイトにはこれが日々アップデートされて載っていたので訪問前にチェックしたりしてました。
oppo K1はやはりリストにありません。
が、ここは卸売りのビルです。
言えば何とかなります。
というわけで、K1もお店の人がどっかに電話をかけて用意してくれることになりました。
8xMAXももちろんOK。
値段は共に正規販売価格より1,000円くらい安い程度。
8xMaxが約23,000円。K1が約26,000円でした。
それでも、K1に関しては販売店では買えないものなのでかなりの買い物充実感です♪
もちろん、どちらも日本国内では販売されてないものなので、レア感がよりうれしいですね。
これが、購入の記念の写真。(ホテルに戻ってから撮ったもの)
え?技適の問題?
そ、それは。。。
あと、同じビルの中でガラス製の画面カバーを3枚ずつ購入。1枚4元(約65円。安すぎでしょ!)
スマホケース専門店がひしめく賽格通信市場
本体を手に入れた後は、ケースですね。
ケースはこちらのビル。
なんと上層階の数フロアがすべて小さなスマホケース屋さん。
こんな感じのお店が無数にあるのです。
沢山の人がメモを片手にあちこちのお店を行ったり来たり。
どうやら自分のところに入った注文を色々な店どおしで融通しあっているようでした。
それぞれのお店が卸であり、小売り業者ということなのかもしれません。
因みに、先日別のスマホのケースをアリババで購入した時も、この辺りから届いたようでした。
(後日調べてみたところ、まさにこのビルから発送されてました。しかも今まで何度も。)
我々が選んだのはこういうケース。
薄くてかっこよくて、滑りにくい優れもの。実はこれまで使っていた機種もこのシリーズでした。
色違いで2個ずつ購入。1つ10元(約165円とこれも格安!)
我々の購入したお店でも、店頭には8xMax用とK1用は無くて、お店の人が10分位かけてどっかから持ってきました。
Huawei スマホはちょっと手間をかける必要あり
帰国後、さっそく8xMaxの設定を始めました。
大きさはこんな感じです。Fire TVのリモコンよりも全然長いですw
10元ケースを装着
ですが、ここで驚愕の事実が発覚!
なんと
グーグル系アプリが一切使えません!!!
アプリどころか、グーグルアカウントも設定できない始末。
この機種のユーザーはhuawei アカウントを作って、huaweiの専用アプリストアからアプリをダウンロードするんだそうです。
ついでに言うと、グーグル開発者サービスの(おそらく一部の機能)を使用しているアプリも使えません。
たとえば、LINEとかHiltonHonorsとか。
以前、Honor5Aという機種を買ったときは全く問題なく使えてたのですが、調べたところ数年前にHuaweiの方針変更により、このようになったとの事です。
さらに、huawei IDを登録しようとしたのですが、なんと中国以外の国が選べない。これでは何もできないではないか~!!
ですが、こんなところで負けてはいられません。
ネットでせっせと情報を集め、何とか方法を見つけようと頑張りました。
まずは、最初に降ってきたファームウェアアップデート。
念のためにやってみると、huawei IDを中国以外で作成可能に。
しかし、ID作成後に使ってみようとしたら、huaweiクラウドなど諸々のhuaweiサービスは「お住まいの地域では対象外です」とのこと!
huawei ID 全く意味ナシ!!
続いてやったのは、GMSinstaller
これはAPKも含めた、グーグルのおまとめサービスのようなもの。
これをブラウザからダウンロードして、インストールしました。
しかし、これだけではグーグルはまだ使えず。。。なかなかしぶとい。
次はグーグル開発者サービスの権限をフルに変更。
さらに、旧のスマホからクローンアプリを使って環境を再現。
これでアドレス帳なんかもついでに移行OK。
まだ、使えないので、もう一度reboot。
立ち上がると、なんと設定画面にグーグルアカウントを入れられるメニューが!!
そしてついについに、Playstore もグーグルマップも立ち上がるようになりました~
これこのとおり♪
あれこれ試行錯誤で丸一日かかってしまったのですが、これも中華スマホの楽しみだと思って良しとしましょうw
ちなみに、OPPO K1は最初から問題なくgoogle 使うことが出来ました。
それにしても、ファーウェイ 8xMax。めっちゃいいです!
この画面の大きさに慣れてしまったら、もう小さいやつには絶対戻れません。
(2019.9月追記)
トランプ政権の対中国政策の影響で、いよいよファーウェイ端末でGoogleが使えなくなりそうです。
ファーウェイは強気でいるようですが、大丈夫なんでしょうか??
でも、もともと中国で売られていたファーウェイのスマホには記事の通りGoogleは入っていなかったので、
中国国内では全く問題ないでしょう。
肝心の日本をはじめとした諸外国での販売については、かなり影響があるんじゃないかなと心配ですが、
おそらく、今回私がやったような方法でファーウェイのスマホでもGoogleを使えるようになるんじゃないかなと思ってます。
しかし、独自OSの「HarmonyOS」を搭載するようになったら話は別です。
ファーウェイが5Gを後ろ盾にあらゆるデバイスにHarmonyを組み込み、一気にGoogleに取って代わるべく勝負へ出るのか、
はたまた、トランプと中国の和解があるのか。
たいへん注目ですね!
(2019.10再追記)
今月上旬、Huawei新機種 メイト30へのグーグルの手動インストールの道が塞がれたとのニュースが流れた、ちょうど同じタイミングで
私の8XmaxもGoogle系アプリが一切動かなくなりました!
今度こそ本当に万事休すか。。。
あきらめかけ、アリババでxiaomiのスマホなどを物色していたのですが、一応もう一度Googleの再セットアップに挑戦してみたのでした。
結果的には、Google系アプリを全て削除して(そうしようとしたわけではなく、作業中に意図せずGoogle系のみが全て消えてしまった)
その後、もう一度GMSinstaller(最新バージョン)を実行し、再起動したところなんとか復活できました。
再びこのようなことにならないよう、一応システムアップデート管理を手動に切り替えたので、今後しばらく様子見しながら使っていきます!
今現在はいたって順調に動いていますよv
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